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鳥取県と二十世紀梨

”二十世紀を代表する品種になってほしい”

 そんな期待のもと命名された二十世紀梨は、明治期に鳥取県に導入されました。昭和初期には急速に栽培面積が増加し、鳥取県は全国一の産地に。そして二十世紀梨は鳥取県を代表する果実となりました。100年を超える歴史を持つ鳥取県の二十世紀梨は、今や全国の生産量の半分を占めています。

 しかしながら、生産者の高齢化や担い手不足、樹木の老木化から生産者数・栽培面積・生産量は減少を続けており、近年、廃園となる梨農家も多くなってきました。このままのペースで減少が進めば、10年後には栽培が立ち行かなくなる恐れがあるのです。


二十世紀梨の葉

"誰も知らなかった梨葉の可能性"

 梨栽培が深刻な問題に直面する中、二十世紀梨が自分自身を守る物質として、特別なポリフェノールを「葉」の中に驚くほど大量に蓄積していることが、鳥取大学大学院児玉基一朗教授らの研究で明らかにされました。これまで注目されてこなかった梨の葉に、鳥取県の二十世紀梨再建の可能性が見出されたのです。


梨葉に含まれるポリフェノール
"3,5-DCQA"

 二十世紀梨の葉に豊富に含まれているポリフェノールは、3,5-ジカフェオイルキナ酸(DCQA)という物質でした。このDCQAは、数あるポリフェノールの中でもトップクラスの抗酸化力作用を持っているのです。美白効果で有名なアルブチンやコラーゲンの生成に関与しているアスコルビン酸よりも高い抗酸化活性を有していることが分かっています。この葉っぱに秘められていたカラダへの効能に期待が膨らみます。


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